医療介護ネットについて ...🚀

医療介護ネットのリニューアルに寄せて

 我が国では、いわゆる団塊の世代が75歳以上となる2025年(令和7年)には、およそ5人に1人が後期高齢者になると見込まれております。また、団塊ジュニアの世代が65歳以上となる2040年(令和22年)に向けて、介護ニーズの高い85歳以上の人口が急速に増加することが見込まれます。

 本市におきましても2020年(令和2年)に75歳以上の後期高齢者が65歳以上の前期高齢者を上回り、ひとり暮らしや認知症など支援の必要度が高い高齢者が増加しております。

 このような中、住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、医療・介護の関係団体が連携して、包括的かつ継続的な在宅医療と介護を一体的に提供できるよう推進しております。

 医療と介護の連携を推進する取り組みとして、これまでに地域にある医療と介護の資源についてまとめた「鎌ケ谷市医療介護白書」を発行し、また、最新情報が取得できるよう「鎌ケ谷市医療介護ネット」を開設してまいりました。そしてこの度、地域住民の皆様にも医療機関や介護事業所の情報を手軽に取得しやすくなるよう「鎌ケ谷市医療介護ネット」をリニューアルいたしました。リニューアルにより、従来の施設情報検索に加え、地域の専門職が活用できるローカル情報のページを追加する等、閲覧者にとって利用しやすく、より馴染みやすいデザインとなっております。

 開設にあたり、ご尽力をいただきました鎌ケ谷市医師会をはじめとする関係者の皆様方に対し深く感謝申し上げます。

 結びに医療・介護等の多職種の方々が大いに活用され、相互の連携を取っていく一助となれば幸いです。

令和4年4月1日 鎌ケ谷市長 

医療介護ネットリニューアルにあたり

 我が国は平均寿命が男性81.3歳、女性87.3歳で世界一の長寿国であります。またいわゆる団塊の世代が後期高齢者になる2025年には、75歳以上の人口が全体の18パーセント以上になると推計され、大変な「高齢者国」となります。一方、医学の進歩や豊富な健康に関する情報により、今の「高齢者」は一昔前の「老人」に比べ、外見も意欲も比べ物にならないほど若くなっています。50年前の60歳の方と現在の60歳の方を比較することができたら、とても同じ年齢には見えないことでしょう。「人生100年時代」などという言葉まで登場し、年齢は重ねても元気で暮らせるような社会システムの構築が望まれます。

 このような状況の中、行政、医療、介護などは力を合わせ高齢者の方々に安心して日々を過ごしていただけるようにしなくてはなりません。「鎌ケ谷市医療介護ネット」は医療と介護が連携することにより適切なサービスが施行されるための有効なツールとなると思われます。もちろん高齢者ばかりでなく、様々な状況の方にも有用となるべくwebは随時更新し、関係者の方々に新鮮な情報を提供できるよう努力したいと存じます。医療介護現場において本ウェブサイトを大いにご活用いただければ幸いです。

令和4年4月1日 鎌ケ谷市医師会長

鎌ケ谷市医師会長
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